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CPU [AMD]

AMD製CPUに関して超簡単解説。
Intelの方の説明よりさらにいい加減。

Athlon 64(K8アーキテクチャ)

ネットバースト(Pentium 4 世代)よりさらに細かく分類されている分、それぞれの差は小さい。プロセスルールの違いで消費電力に若干の差がある程度である。当時、対抗のIntelがネットバーストの失敗しCPU性能の向上が停滞したため、Athlon 64が人気を博した。なおソケット形状が違うものは物理的な互換性がないため注意したい。

Clawhammer
130nmプロセス
Socket 754対応版とSocket 939対応版がある
Newcastle
130nmプロセス
Socket 939対応
Clawhammerの廉価版的な位置づけ
Winchester
90nmプロセス
Socket 939対応
プロセスルールの微細化により従来よりTDPなどが下がっている
Venice
90nmプロセス
Socket 754対応版とSocket 939対応版がある
SSE3が追加された上、メモリコントローラの改良などが行われた
San Diego
90nmプロセス
Socket 939対応
SSE3とメモリコントローラが改良されたClawhammerということだがVeniceとの違いは不明
Orleans
90nmプロセス
Socket AM2対応
メモリがDDR2に対応した上、AMD-V(仮想化技術)が搭載された。
Lima
65nmプロセス
Socket AM2対応
プロセスルールの微細化により、さらに消費電力が低減した

Phenom(K10アーキテクチャ)

ネイティブ4コアを売りにして登場した。また、この世代からL3キャッシュも搭載している。Athlon 64に比べると性能はかなり上がったものの、IntelはCore 2プロセッサの改良をさらに進めており、苦戦を強いられた。65nmプロセスで作られており、Socket AM2+に対応する。

Phenom X4 (Agena)

ネイティブ4コアのCPU。本来プロセスルールの微細化を行うはずだったが65nmプロセスで無理やり出したため、発熱が大きくクロックが上がらなかったという話がある。

Phenom X3 (Toliman)

歩留まり向上のため登場した。1コアが無効化されており、3コアのCPUとして動作する。

Phenom X2 (Kuma)

デュアルコアCPU。X4,X3と比べるとやや高クロックで動作するため一部のアプリでは上位の製品を越える性能を出すこともある。

Phenom II(K10アーキテクチャ)

主な変更点はプロセスルールの微細化。発熱が激減したためクロックも向上し、かなり使いやすいCPUになったと言われている。しかしIntelと比較するとNehalem(Core i7)とほぼ同時期だったため、やはり追いついたとは言いがたい状況が続いた。45nmプロセスで製造され、Socket AM2+とSocket AM3に対応する。

Phenom II X6 (Thuban)

6コアのCPU。1クロック辺りの性能はIntelに比べて低いが、マルチコア動作のスケーラビリティに定評があるため、安価な多コアCPUはそれなりに魅力がある。

Phenom II X4 (Deneb/Zosma)

クアッドコアCPU。Phenom IIを代表するプロセッサ。各ラインナップの中でもバランスのいい製品。Thubanの2コアを無効化し、4コアとしてリリースしたZosmaというコアもあるらしい。例によって歩留まりの向上のためだと思われる。

Phenom II X3 (Heka)

3コアのCPU。値段も上位に比べると低めに設定されているが、これをコストパフォーマンス良しと見るか中途半端と見るかが難しいところ。

Phenom II X2 (Callisto)

デュアルコアCPU。ローエンドの位置づけだがコアが少ない分発熱にマージンがあり、案外高クロックで動作するのでアプリによっては十分快適に動くこともある。

AMD Aシリーズ

『AMD Fusion』として、CPUとGPUを融合させることを目標として開発されていたプロセッサ。本シリーズより「CPU」ではなく、「APU」という名称を用いている。

Llano
3000番台。32nmプロセス。
Radeonが統合されているだけあって、なかなかのGPU性能。
CPU性能は全世代の Phenom II と大差ない。
Trinity
5000番台。32nmプロセス。
SP数は若干少ない分、GPUクロックを上げてきている。
Richland
6000番台。32nmプロセス。
上位のCPUクロックは4.0GHzオーバーと超高クロック。
GPU部分もTrinityを踏襲してクロック高め。
Kaveri
7000番台。28nmプロセス。
上位の7850Kなどは SP 数が512と、現行のミドルレンジカードと同等であり、いよいよGPUに性能を振ってきている。
Kabini
Athlon 5350、Sempron 3850など。
ローエンド志向でTDP25W程度と省エネだが、SP数は128とGPU性能は譲らない。
対抗馬はAtom。