Intel製CPUに関して超簡易解説。
適当に省略している部分が多いです。特にローエンドとか。
行き詰まったネットバーストに変わって登場したシリーズ。Pentium 4の改良ではなく、ノート用CPU「Pentium M / Core Duo」の流れを汲むアーキテクチャ。1クロック辺りの性能が高い。
Coreマイクロアーキテクチャをベースとしつつも、多くの改良が行われた。
主な改良点として
6コアの最上位モデル。
コア数、クロックはもちろん、キャッシュも12MBとハイエンド仕様。
Nehalemの中でもハイエンドの位置づけのクアッドコアCPU。
45nmプロセスを採用している。メモリはDDR3のトリプルチャンネル対応。
NehalemのアッパーミドルなクアッドコアCPU。
ノースブリッジはQPI接続だが、サウスブリッジはDMI接続になる。
メモリはデュアルチャンネルまで対応で、設計自体はBloomfieldよりClarkdaleに近い。
なお Core i5 7xx はHTTが無効化されている。
Nehalem世代のミドルからローエンドまでをフォローするデュアルコアCPU。
この世代からGPUの機能がCPUに統合された。ただし、あくまでチップセットに存在していた回路をCPUにそのまま移しただけであり、性能も「今までよりは良い」という程度である。
Nehalemの改良型アーキテクチャ。
一例ではあるが、
6コアの最上位モデル。
一応アーキテクチャ的にはSandy Bridgeに分類されるが、これだけピンがLGA2011であり型番も1000の位が3になっている。かなり紛らわしいがIvyではなくSandy世代。
ハイエンドの位置づけなクアッドコアCPU。
型番の最後にKが付くものはGPUコアがHD3000、無印はHD2000であり、GPUクロックは同一ながらGPUコア数が異なる模様。一方VT-dという仮想化OS上でのI/Oサポート機能は無印のみの実装となっており、一長一短である。でも仮想化しなければ恩恵0なのでKの方が圧倒的人気
ミドルレンジのクアッドコアCPU。
HTTを無効化することでi7との差別化を図っている。
ローエンドのデュアルコアCPU。
HTTは有効。
基本的にはSandy Bridgeのプロセスシュリンク版という位置付けだが、3次元構造のトランジスタを投入したことで注目を浴びている。消費電力はかなり減っているため扱いやすいCPUと言える。
4コアのハイエンドモデル。
最後のアルファベットにより性能の高いものや省エネ版などが区別される。
K:クロックが高い S,T:クロックを下げて省エネ
4コアのメインストリーム
例によってHTTを無効にするあたりは前世代と同様。
3470Tのみ2コアといsう情報あり
ローエンドのデュアルコアCPU
ターボブーストやHTTは効かないものの、通常クロックは高め。
Ivy Bridge のブラッシュアップ。どうも改良を消費電力の低減に振っているようで、劇的な進化はないのだが、性能も一応は伸びており順調な改良といえる。ハイエンドのGPU性能を少し抑えたため、失敗作との批判があったらしい。
Haswell世代のハイエンド。
基本的にIvyまでと同様。
4790Kは4.0GHzを超えるらしい。
Haswell世代のミドルレンジ。
基本的にIvyまでと同様。
Haswell世代のローエンド。
基本的にIvyまでと同様。
とにかく高クロック化する事で処理能力を上げようという設計思想。長いパイプラインにより予測分岐を失敗したときのペナルティーが大きく、1クロックあたりの性能は従来のCPUに比べ下がっている。