生物は、正確に定義はできていない様子。いろんな生物の共通の性質を、定義としてる場合もあるらしい。そういう帰納的なやり方で決めたものに、定義という言葉は合わない気がするが・・・大抵のケースでは、次の3つを主な定義としているらしい
生物と外界を分ける境界線が必要ということ。
自分をコピーできるということです。菌類の中には、僅か数分で自分をコピーできる奴もいるとか。
外界と物質をやりとりし、自分のエネルギーに変えること。形は違えど、どんな生物も食事が必要ってことで。
1〜3は生物のテキストなどにおいて大抵の場合載っているもの。他にもwebページや参考書によって、いくつかあったりする。
外界が変化しても、自分を一定に保とうとする
人間で言うところの「神経」に相当するものを持っている
こうした性質を挙げているものもありました。なお、自己複製した時、なんらかの理由でコピーが完全でない場合があります。これが 突然変異 というやつです。さらに極稀に、失敗したコピーの方が環境に適応してしまう場合があります。これを 進化 と呼びます
マジでこう書いてあるテキストを見たことがあります。そういうのは「定義」といいません。どうやら『生物』以上に定義しにくい存在のようです。「ウイルス」は生命だが生物ではない、と考える人が多いらしい。自己複製能力がないとか。