本文は勢いで書いてるため、後々冷静になって考察してみる。ちゃんと考察してから書けよとかいう声は・・・聞こえません。
かなり低い値が出ましたが、人によっては確率が1を超える場合もあります。なんでそんな差が出るかというと・・・。条件が揃ったとき生命が誕生する確率、これを 10^(-100) としました。しかし人によっては 1 とする場合もあります、わかってないのだから仕方ないですね。
1というのは、つまり条件さえ整えば必ず生命が誕生するってことですね。地球においては、条件が整ったとほぼ同時に生命が誕生した、ということが理由のようです。しかし「それなら、第2・第3の生命が誕生してもいいはずだ」。現在の地球上の全ての生命の起源は、ただ一つだと言われています。つまり40億年あって生命の誕生は「1回だけ」だといえます。
10000回くじを引いて、1回目でいきなり当ったけれど残り9999回は外れているようなものです。そういうのを「確実に当る」というのは間違いだという主張です
なんか、このような書き方をすると、奇怪な現象が日常茶飯事に起きそうな気がしますが・・・常識的な確率では絶対に起こらないのでご安心を! 宝くじ1億円が1億回連続で当たる確率より低いです。もし目撃したと思っても、それはマックスウェルの悪魔ではありません。
元々マックスウェルの悪魔は熱力学からの問いかけで、減るはずの無いエントロピーを減少させてしまう存在として考え出されました。これを認めると第二永久機関が成立してしまいますが、それがありえないことを経験的には知りつつ、論理的に説明することが困難だとして最近まで未解決でした。
ここでは「恐竜は共存関係を築けなかったため、滅びた」という話をしました。恐竜の絶滅説は100を超えていると言われ、ちょっと昔は隕石衝突説が最も有力だとされていました。しかし最近では、隕石衝突以前から勢力が激減していたということがわかってきています。隕石衝突は、弱まっていた恐竜への「トドメ」だったと考えるのが妥当のようです。
この話は、以前受講した天文教室の「最後の宿題」でした。
星空は本当は昼間の太陽より明るくなくてはならない。しかし実際には暗い。なぜかを考えてみよう。
最後の宿題の答えは、教えてもらえませんでした。積分計算などわからない当時は 『そんなもん遠いからに決まってるだろ』 としか思わず、問題の意図自体が理解できなかった記憶があります。科学『雑話』にしては数式多めの構成ですが、本件をパラドクスとして認識するためにどうしても必要でした。
なお、書き上げた後でいろいろ調べてみたところ 「オルバースのパラドクスは宇宙膨張説により解消」 という説明が一般的のようです。なぜ膨張してれば、光が有限なのか。さっきの話は間違いだったのか。定説と違う以上、もう少し議論すべきなのですが、疲れたのでこれでやめにします。
「無限とは『ルール』である」と言い切ってしまいましたが、これは可能無限という考え方で、参考文献によれば数学界では少数派だそうです。これとは別に「展開された無限」を認めるのが実無限で、こちらの方が主流とのことです。0.999...を議論する上では可能無限のほうが見通しが良いと思い導入しましたが、しかし可能無限ではπや√2を数字と認めないなど、従来の考え方とは大きく違う部分もあります。
どちらの考え方のほうが正しいか、というと公理系の違いなので別にどちらかが間違いということでもなく・・・。では、どちらが「良い」のかというと、これはもう「哲学」だとか。