科学雑話


基礎知識編

式の表記について

いろんな場所で 10^(-4) みたいな表記が登場します。これは「10のマイナス4乗」という意味です。

10^(-4) = 0.0001

プログラミングにおいては、大抵の言語でこのような表記をします。ホームページ作る上で簡単に書こうとするとこうなってしまうわけですが、慣れていないと見にくいかもしれません。

追記

最近はMathMLなど、数式をhtmlの中に書くことも可能になりつつあるようです。

相対論について

特殊相対論によると 速く運動する物体ほど時間が遅く進む ことになっています。光速に近づけば近づくほど時間の流れが遅くなり、光速に達した時、時間は完全に停止します。

さてここでAさんが「準光速ロケット」に乗り込みました。この「準光速ロケット」というのは、光速の99.999…%で飛ぶ、とっても速いロケットなのです。さて、1時間このロケットに乗っていたとしましょう。地上に降りてみてびっくり。地上では50年以上経過してました。知っている人はみんなおじいさん、おばあさんになっています。まさに浦島太郎状態。これを 浦島効果 といいます。

それではもし、光速より速いものを仮定したら? 無理やりそういうものを考えると 「時間が逆行する」 という解が得られます。光速を超える物質は タキオン という名称で仮定されます。

論理学(ロジック)の基礎

まず最初に「正しい」を「真」、「間違い」を「偽」といいます。覚えておきましょう。例えば、命題A「1+1=3である」 という場合、「命題Aは偽である」と言えます。

さてここで 命題1「AならばB」 が成り立つ時、命題2「BでなければAでない」も成立します。2のことを1の対偶といいます。では問題です。

命題B「パリが瓶に詰められるなら、1+1=3である」

さあ、これは正しいか間違っているか? 対偶を取ってみましょう。「1+1=3でなければ、パリは瓶に詰められない」となります。「真ならば真」の形をしており、これは正しそうですね。従って本題も正しいことになります。