ネット歴の長い人は結構よく使う「メッセンジャー」。
使わない人にとってはどうでもいいことだけど、
使ってる人にとってこれが使えなくなるのは非常に困る。
正直、Linuxを使い始める時に一番困ったのは
メッセンジャーが使えなくなることでした。
でもご安心を。
「Empathy」という万能メッセンジャーがUbuntuには最初から入っています。
「MSN」「ICQ」「Yahoo」などの有名どころが全て網羅されているため
これで大抵は対応可能です。
起動するには左上のタスクバーから
アプリケーション → インターネット → Empathy インターネット・メッセンジャー
初期起動時にこんなウィンドウが出ます。
「はい、今アカウントの詳細を入力します」を選択して「進む(F)」をクリック。
まずアカウントの種類です。
どのメッセンジャーを使いたいかを選択します。
ここでは「Yahoo Messenger」の場合を見ていきましょう。
アカウントIDとパスワードを入力して「進む(F)」をクリック。
このようなウィンドウが出ますが、これは任意です。
「適用(A)」をクリックします。
これで本来はいいはずなのですが、Yahoo Messengerの場合は
もう少し設定が必要になります。
編集→アカウント
と辿るとこのウィンドウが開きます。
詳細 をクリックして Xfer Host: という部分を
cs1.msg.vip.ogk.yahoo.co.jp
と書き換えて「適用」を押します。
接続中... が 在席中
に変わったら「閉じる(C)」を押します。
さて、これで繋がってはいるのですが・・・
表示 → オフラインの仲間を表示
としてもオフラインの人が表示されないとか、グループ表示がおかしいとか。
Yahoo Messengerに関しては時々こういうバグが起こります。
Fixされるのを待ちましょう。
なお、操作性は一般的なメッセンジャーと同じなので
違和感なく使うことができると思います。
また、このメイン画面を閉じても右上の通知領域に
このアイコンをクリックして「チャット」を選べばまた出てきます。
「Skype」だけは例外でEmpathy未対応です。
しかし、「Skype」にはネイティブにLinux版が用意されているので
そちらを使えば問題ありません。
インストールは
アプリケーション → Ubuntuソフトウェアセンター
ソフトウェアの入手 → Canonicalのパートナー を選択
Skypeの「詳細情報」をクリックします。
このソースを利用する をクリックします。
インストール をクリックします。
起動は アプリケーション → インターネット → Skype