従来のLinuxは日本語入力が壊滅的で、実用に耐えなかったという話。
Anthy-scimなどの登場でかなり改善はしてきたものの、漢字の変換精度は
イマイチといったところ。
しかし、近年googleがリリースした「mozc」という日本語入力の
変換エンジンはWindowsのIMEなどと比べてもかなり精度がよく、
オープンソースのためLinuxでも利用できるようになった。
これを使用すれば、少なくとも入力関係でストレスがたまることはないだろう。
というわけで、ここでは「mozc」のセットアップ方法を紹介します。
インストールは日本語環境セットアップヘルパから行うか、
コマンドラインでaptを使って
とします。インストールはこれだけなのですが、設定が必要です。
左上のタスクバーから
システム → 設定 → キーボード・インプットメソッド
「インプットメソッド」タブを開きます。
「インプットメソッドを選択」から 日本語 → Mozc を指定します。
「追加」を押すと、インプットメソッドに「日本語-Mozc」が追加されます。
ここで再起動が必要になります。
切り替えは言語パネルか上のタスクバーのアイコン
たまに気づくと切り替わってしまっていたりするため(ショートカット誤爆説濃厚)、
Anthyはもう使わないという場合は「インプットメソッド」から削除してもよいでしょう。