仕事でPCを使う場合、使用頻度の高いものとしては
やはりオフィスソフトが挙げられるだろう。
これを一切使わないという人の方が少ないぐらいだと思われる。
そして単にオフィスと言ったらイコール Microsoft Office を指す。
Microsoft Office にLinux版はありません。
ちょっと特殊なことをすれば動かないわけではないのですが・・・
ここではLinuxネイティブに動くオフィスソフトを紹介します。
Ubuntuならデフォルトでインストールされています。
Ubuntu 11.04からはLibreOfficeに変わりましたが、中身はほとんど同じものです。
書類作成などのためのソフト。
オフィスの中でも使用頻度の高い部類に入る。
MSゴシックなどのWindowsフォントがLinuxで使えないため、
書式がどうしてもズレてしまう問題が残っている。
現在、「解決策」は存在しない。
近いフォントを組み合わせた「IPAモナーフォント」
を使えばある程度対処は可能(完全ではない)。
ローマ字に関しては「Times」フォントなどの追加も必須。
・・・使ってないのでほとんどわかりません。
軽く調べた感じでは、数式などもかなり豊富で一通りの計算には困らなそう。
即席で、RAND()で乱数呼び出して散布図を描いてみました。
アニメーションも豊富で機能的には十分すぎる。
しかし重さまでMS-Office級。
数式がPowerPointとは根本的に違い、LaTeXライクなコマンド形式。
でも完全にLaTeXと同じではない。
両方やると混乱するのでLaTeX互換にしてほしい。
慣れるまでが大変だが、慣れればそれなりに早く打てる。
数式表示が結構きれいなために使う人もいるとか。
相変わらず Microsoft Office との互換性問題は切実。
最初からクローンを目指した「Kingsoft Office」とは異なり
全く別のソフトとしてスタートしたことを考えると完全互換を望むのは酷かもしれない。
互換ソフトとしてではなく、「OpenOffice」として
市民権を得ることが重要だと思われる。